コンセプト
栃木県佐野市には、一千余年の歴史を生き抜いた「天明鋳物」と称された金属加工産業が今なお息づいています。時代の要求に伴いイノベーションを続け、現代では機械工業の関係機器分野にも進出するようになりました。
当社は、そのDNAを受け継ぎ、鋳物の製造販売を生業として1927年に創業。
以来、自動車用プレス金型、工作機械、食品製造装置、プラント関連など、幅広い分野で使用される金属部品の加工を行ってきました。
中でも自動車用プレス金型分野には43年の実績があり、単品、小ロット、複雑な形状物への対応技術は、高く評価されています。
また当社には、スタッフ全員が図面を読めるという優位性があります。
常に品物と図面を照らし合わせることで、二次元の絵を三次元に展開できる技能を取得。
設計図から、設計者がどうしたいのか?何を欲しているのか?正しく読み解くことで、お客様が望む物を、望む時間に仕上げています。
高精度な品質、無駄を無くすことで可能なコストパフォーマンス、
徹底した納期の厳守。
「総合的な技術力」と当社が自負しているのは、これら全てを実現しているからです。
レイバーイノベーションについて
社会の変遷に伴いお客様からのご要望も変化し続けている中、どのような時代の流れにおいても常に柔軟に対応できるように、全社をあげて新たに取組んでいることがあります。
それが、レイバーイノベーション。
レイバーイノベーションとは、日産自動車株式会社NPW改善コンサルティング室の指導を受けて行っている「現場改善活動」のこと。
日産自動車では、お客様の求める品質と価格、納期にお応えするために、オリジナルのクルマの造り方(Nissan Production Way:日産生産方式)を構築してきました。
その蓄積されたノウハウを活かした提案には定評があり、私達も2年ほど前から実施。
提案された改善案を基に実施することで、生産性が向上し、新たに営業活動にも専念できる等、大きな成果を上げています。
技術の進歩にも、ニーズの多様化にもスピーディに対応するために、私達自身のイノベーションも、繰り返し続けています。